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2009年6月15日 (月)

Road to K-TAI 2009(9) 大井テスト走行

金曜日にWPCとモリブデンショット処理に出していた、ピストン、コンロッド、クランクが納品され、土曜日にエンジン組み上げ。で、今日はシェイクダウンと性能評価で、大井松田KLでテスト走行である。

前回の公開練習で抱きつきでピストンお亡くなりになってピストンとコンロッドが新品。処理に出す前にばらす時間がなく、オイルフリーで死亡したKXの復活用に取り寄せておいた新品クランクを使用ということで、腰下が半分新品にとなった。

というわけで慣らしからまたやりなおし。

今日は曇天で気温や路面温度変化がほとんどなく、テスト走行にはもってこい。

タイムアタックしはじめてすぐに前回マークしたベストタイムを上回り、アベレージが前回のベストタイムくらいといったところで午前終了。周回を重ねるごとにさらに吹けが上がりは軽くなり、ストレートエンドでも最高速も前回比で1~2kmアップ。

午後、A/F計測用のO2センサーを外して走ったところ、これで0.05タイムアップ。フィーリングもいい。かなり突き出しているので、細いエキパイにとってはかなりの抵抗になっているようだ。

今回のメインはフリクション軽減と燃焼室の軽い手直し。新品パーツが多いにも関わらず、まわりっぷりが軽く、タイムも向上と効果をありと判定。そこで、慣らし用に使っていたEVOLEXのSSS40(10W-40)をHRS25(5W-25)に交換。

これもピットロードですぐに変化を感じられる。吹けが軽くかつトルク感も薄れていない。タイムアタック開始後まもなくベストタイム0.09更新。最高速もさらに1Kmアップといったところ。これには驚いた。

アベレージもアップしているので、完全にオイルの差だ。以前はこれほど顕著な差を示さなかったので、今回のフリクション低減処理との相乗効果かもしれない。結局今回はトータルで0.3秒のタイムアップとなりアベレージはその0.15落ちといったところ。

ホームコースでのタイム差はロードコースに持ち込むとこれまで8倍~10倍になって表れているので、2秒程度のタイムアップは夢ではない。これにフレッシュタイヤとシャシーセットでタイムを上乗せできれば、いよいよ40秒切りが見えてくる。

さて、オイルについてもう少し書いておこう。

KXの場合メーカーは固めのオイルを推奨している。HRS20とHRS25では下のトルク感に差を感じるので柔すぎもよくないが、6000rpm以上回す場合にはフリクションによる馬力損失は無視できないものになっていく。できるだけ柔らかいオイルを使いたいところだが、柔いオイルを使うと抜いたオイルがガソリン臭い。これは粘度に比例しておりHRS50を使うとほとんどしない。

これは柔らかいオイルでは吹き抜けありオイルのガソリン希釈が発生しているということ。短距離なら問題ないが7時間となるとゴールまでオイルが性能を保てるか評価が必要となる。今後は粘度ごとに性能評価と希釈率の測定を行い、本番に使うオイルの粘度を決定する予定。

メーカーの指定を外す場合には慎重な評価が必要だ。なんといっても7時間壊れないで走ることが最低条件なわけで。

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