« Road to KTAI 2008(7) | トップページ | ROAD to K-TAI 2008(9) »

2008年7月 6日 (日)

Road to K-TAI 2008(8)

さぁ、いよいよオリジナルカウル作成も大詰め。今週末はFRPの積層を行いました。

もちろん、作業はSSRT第2秘密基地のタニック木型製作所です。

作業時間は土曜の9時から23時、そして日曜も10時から18時におよびました。ちなみに、作業に参加したShamu、マロンソ、で~ひ~の本職の時間給で計算すると人件費だけで300クマを超えます。

で~ひ~の試算によると材料費やその他諸経費を加えると多分片側だけで300クマを超えるサイドボックスです(爆)

FRPでカウルのワンオフ作成にトライしたわけですが、ただのFRPじゃありません。FRPで作ったとしても塗装の食いつきは大幅に改善されますが、もし補修が必要となった場合、キャンディカラーでの塗装は部分塗装ができないので総剥離してFRP補修、再塗装となります。

そこで、今回トライしたのは…

カラーメタリックカーボン!!

スパルコのリブプロって、いわゆるホワイトカーボンですね。ガラス繊維にアルミ蒸着したものを編んだシートを積層してるのですが織り目がカーボンっぽいので、ホワイトカーボンと呼ばれています。これを積層するさいには折り目がよく見えるように透明性の高い樹脂を使うのですが、この樹脂をクリアカラーであらかじめ着色しておけば、キャンディカラーのFRPが作成できるのです。

塗装をせずにFRP自体が金色であれば、補修の際は剥離など必要とせず透明樹脂と透明仕上げのガラスクロスで補修できます。

FRPの積層そのものは職人さんの手を借りながらなんとかこなしたのですが、トップに持ってくるホワイトカーボンの積層は大変な作業でした。どう大変って文章ではお伝えできません。そして、最大の問題は樹脂の硬化が早いために、なかなか均一の厚さにぬれなかったこと。厚さが均一でなければ透明着色樹脂なので色がまだらになります。結局この問題が最後まで尾を引きます。

型からFRPをはずすのも大変な作業でした。カウルのデザイン優先でオーバーハングがあるため、最初から内側の型は壊して抜くつもりだったのですが、離形剤として塗布したwaxの効きが弱く、型に一層目の樹脂がかっつし食い込んでいました。

なもんで、型を壊すというより、裏側から型を彫る作業となってしまい、これになんと3時間もかかる始末。

#ハイビジョン全画面はPCでは厳しいかもしれません。PS3のブラウザなら楽勝です。

ほんとは日曜は大井でテスト走行の予定だったのですが、結局連日の秘密基地への出動となりました。

翌日まっていたのは研磨地獄でした。硬化した着色樹脂はかないrのまだら模様。まぁ、平面を出すように研磨すればなんとかなるべ、と思って研磨してみると大間違い。樹脂の厚みの違いは盛り上がりによるものより、2層目までのガラスクロスの波打ちの凹みによるもので、凹みのところが濃いのです。

このまま面だしをすると、当然さらにまだらが強くなります。というわけで、研磨作業は指先で色の濃いところを研磨してムラを薄くするようにしなくてはいけません。

これは一日やっても片側おわりませんでした。

キリがないので、ステーへの取り付け加工を優先します。

磨きのほうは、あと一ヶ月かけて仕上げるしかありませんな。

もう、クタクタなので、淡々かきつらねてしまいましたが、最後に出来上がりイメージの写真をご覧ください。これは水で洗った直後なので、水がクリアがわりになって最後はここまで磨き上げるぞっていう目標です。

Dsc00033 ほんとにここまで磨き上げることができるのでしょうか?樹脂は硬いので塗装の面だしの数倍時間かかります。途中でくじけてクリア塗装してしまうかもしれません。

でも、そのほうが仕上がりはいいんでしょう…補修のことさえ考えなければ。

|
|

« Road to KTAI 2008(7) | トップページ | ROAD to K-TAI 2008(9) »

K-TAI」カテゴリの記事

百式開発」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様でした。
なかなか面白そうな作業ですね、手伝いたくは無いけど冷やかしで見てみたかった気もする。
できばえはなかなかのものですな~
素人の製作とは思えない、おっと素人ではないか。
イトンの来年の思惑は何だ?
少し気が早いか。

投稿: どん亀 | 2008年7月 7日 (月) 11時14分

連日のカウル作成お疲れさまでした~。
悪戦苦闘しましたが何とか形にはなったのでホッとしてます。
後は一人で人件費を上げてる方にシコシコ磨いてもらうとして・・・。

>どん亀さん
途中の工程では職人さんに手伝ってもらいながら進めましたが、最後のほうは3人でドタバタしながら進めました。
イトンさん・マロさんの方が自分よりはるかに器用で、自分が一番素人みたいなものでした・・・。
次回は(時期未定ですが)フロントカウルもやりますんで、都合がつけば遊びにきてください。

投稿: で~ひ~ | 2008年7月 7日 (月) 12時56分

2日に渡り、本当にお疲れ様でした~
常にウロウロして見てましたが、出来上がる工程が
面白かったです。
最後はきちんと形になるから凄いな~って。

どん亀さ~ん
是非次回はお越しください。本当面白いですよ!
あ、あとちふみんの走りは想像しているよりヘッポコ
ですよ(涙)
でも秋なら・・・

投稿: ちふみん | 2008年7月 7日 (月) 16時56分

 あれからそんな遅くまで作業してたのですね・・お疲れ様でした(汗)。 完成がどんな感じになってるのか楽しみです。 

投稿: まっちゃん | 2008年7月 7日 (月) 19時12分

どん亀さん
来年ですかぁ?すでに構想はありますよ。今年は間に合わないけど、すでに開発計画中のスペシャルアイテムが。

で~ひ~
不器用?そんなことないでしょう。で~ひ~が一番活躍してたよ。ま、俺らもそれなりに器用かもしれないけどやっぱプロは違うねぇと思ってみてたもん。 フロントは今回の反省をフィードバックして、楽に行きたいね。

ちふみん
お昼ごはんやら、飲み物やら、いろいろお世話ありがとさんでした。ってお昼のマック代とか払ってなかった!!

まっちゃん
もう、きりがないって感じだったよ(^^;でも、あぁやってレースに向けて遊ぶ要素を増やして、みんなでワイガヤやるのがオレの理想かも。すんごく楽しかったw

出来上がりは写真でなく実物みせたいけどねぇ。K-TAIで無事に戻ってこれるか?

投稿: Shamu | 2008年7月 7日 (月) 20時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198914/41755466

この記事へのトラックバック一覧です: Road to K-TAI 2008(8):

« Road to KTAI 2008(7) | トップページ | ROAD to K-TAI 2008(9) »